木製ミニチュア飾り

ドイツ・エルツ地方の木工芸品

 エルツ地方(Erzgebirge)はドイツの東側、チェコとの国境に近い地域です。 エルツ山地は豊かな森に恵まれ、森の樹木を材料とした木工芸が盛んです。 この地方の木工芸は300年以上も伝統のあるもので、今でも、多くの工房がくるみ割り人形や、煙り出し人形、クリスマスツリーの飾りなどを製作しています。 ドイツでは、この地方は「クリスマス・ランド」とも呼ばれています。

ドイツ、エルツ地方の木工芸品

エルツ地方の木工芸品




Graupner工房

 エルツ地方のクロッテンドルフ(Crottendorf)という町にあります。 伝統的な木工芸品に明るい配色の現代的なデザインを取り入れているのが特徴です。 材料はドイツの森の松やトウヒの針葉樹、メープルやポプラなどの広葉樹を使っています。 木材を工房の機械で削りだして小さな部品をつくり、それを丁寧に組み立てて製品にしています。 絵付けは、玩具用の塗料として認定された安全性の高い塗料を使用しています。


当店では、Graupnerから次の比較的小さな商品を仕入れています。

Graupner工房

工房の様子

Graupner工房

工房の様子




Hubrig工房

 エルツ地方のツショルラウ(Zscholau)という町にあります。 この工房の作品は、落ち着いたトーンの彩色で、少し艶がある絵付けがされているのが特徴です。 針金細工を上手く組み合わせて動きのあるポーズを表現するのも上手です。 人形の目は少し青が入っていて、いかにもヨーロッパ的です。


当店では、Hubrigから次の比較的小さな商品を仕入れています。

Hubrig

Hubrig