コラム:木製ミニチュア飾りの魅力
第4回: お祝い箱(1)
今回は木製ミニチュアの「お祝い箱」のご紹介です。
お祝い箱は、英語では congratulations box といいます。
箱の中に小さな人形が入っていたり、情景が作られていたりします。
お祝い箱の良さは、なんといっても「開ける楽しみ」が加わることです。
思いがけず荷物が届いてその包みを開けるとき、「何が入っているんだろう?」とワクワクしますよね。
お祝い箱もプレゼントとして贈ると喜ばれるようです。
さて当店で扱っているお祝い箱は、紙箱のものと木箱のものがあります。
今回は 紙箱のシリーズを見てみましょう。
箱の大きさは、幅9.5cm、高さ7cm、奥行き3cm程です。
箱には、油彩画のタッチで花の絵が描かれています。
またドイツ語で Viel Glück と書いてあります。
viel は「たくさんの」、glückは「幸運」なので、「ご多幸がありますように!」というような意味です。
では早速開けてみましょう。
このように、中身はスライドさせて出します。
中箱は木製でしっかりとしています。
このシリーズは中箱の底に背景画が描かれており、木製の人形やオブジェがその前にあって、全体でひとつの小さな世界が作られています。
今回は「おうち」というお祝い箱を開けてみました。
:
中にはお父さん、お母さんらしき人とベビーベッド。
お父さんは洗濯物を干しているようです。
お母さんはオーブンのある台所で料理中のようです。
背景には、窓や壺、フライパンなどが描かれています。
:
中箱の裏面も見てみましょう。
裏には外箱と同様に油彩画のタッチで花の絵が描かれています。 中央部分が無地になっているので、ここにお祝いのメッセージ等も書き込めます。
紙箱シリーズのお祝い箱は全部で7種類あります。上の写真は一例です。お気に入りのものをお選びください。
ご紹介したお祝い箱はこちら。。